平成30年2月 しんそう療方大阪研修会

 

きびしい寒さも少し和らぎ始めた平成30年2月24日、25日に しんそう大阪研修会が行われました。

 

今月のミーティングも、患者さんの質問に対して少しでも分かりやすく、簡潔に答えられるように各々意見を出し合いながら、ロールプレイング(実践練習)に励みました。

毎月テーマを決めて行うのですが、今月も進行役をして下さる先生方を中心に熱心に取り組みました。

 

【土曜日】

 

今月の研修会は、毎月石川県金沢から研修会に参加されいている、菊知先生のお話しから始まりました。

以前から「稼ぐ」という言葉にあまり良い印象がなく、改めて辞書でその意味を調べられたそうです。その中に「一心になって良く働いて良く収入を得る」という意味があり、更に「一心」とは ”一つの事に集中する事” や ”みんなが心を一つにする事” などの意味があるというお話しをして下さいました。

「しんそうを通して、同じ志を持つ仲間がしっかりと繋がり合いながら頑張っていく」ということがとても大切なことだと改めて感じられたとても良いお話しでした。

 

藤原先生の講義

研修会に参加し、練習を積み重ねて気づく事やひらめく事など、自分を成長させていく上での心得や注意点について話してくださいました。

また、練習に取り組む時に基本的で大事な事についての講義をして下さいました。

 

今月、土曜日の手法は、伏臥位の受者に対して要所に軽く触れて身体を調整する技法でした。

模範演技の後、代表理事の水野先生から注意点のご指導を頂き、各班に分かれて皆さん熱心に練習を始めました。

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【日曜日】

 

毎月ご夫婦で参加されている室屋さん。先月に引き続き、今月は奥様が日曜日の研修会の始めにお話しして下さいました。

2年間基礎科でしっかりと学ばれてきた室屋さん。ご自身も しんそうの施術を受けてこられた経験もあり、これからも高等科に上がり頑張りたいと、これからの抱負を話してくださいました。

 

症例発表は高等科の村田 寛則先生がご家族の方に施術された経過を発表して下さいました。

数年前にバイクの事故で怪我をされたご兄弟に施術をされ、施術の難しさに悩みながらも、普段学んだ事をしっかりと思い出しながら治療されたとの事。施術前後の画像比較では重心が安定して形の改善が見て取れました。

今後の目標は、もっと実践の経験を積み重ねて患者さんからの信頼を得られるように頑張りたいと力強く語ってくれました。

 

今月の解剖学講座は、肩関節の仕組みでした。

しんそう 八尾 志紀院の泉先生が構造について分かりやすく解説して下さいました。

各自が関節部分とその動きを自分で確認し、その後イラストを用いながらシステムについての説明、また、この後習う技法との関連性と合わせて解説してくれました。

 

水野先生の講義では、日常的な問題点や、健康の為に必要な事など、”身体にとっての健康” についてお話しして下さいました。

 

 

日曜日の手法は、手(肩関節)を操作する技法です。

 

この日学んだ解剖学を思い出しながら、まず理事の松本先生に模範を見せて頂きます。

更に、松本先生から今月の技法についてのアドバイスとご指導を頂きました。

講義の内容や頂いたアドバイスを頭に入れ、今月の技法と繋ぎ合わせながら今月も黙々と練習が出来ました。

今月も熱心に学んだ研修会でした。

 

ありがとうございました。

 

3月の研修会は24日(土)、25日(日)です。

 

 研修会の見学などの質問については、

しんそう大坂研修会 本部

電話(06)6195-6884まで

お問い合わせください。

 

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