平成30年6月 しんそう療方 大阪研修会

この度の大阪北部地震により被害に合われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

皆様の生活を営む環境が一日でも早く復旧されることを心よりお祈り申し上げます。

 

 

平成30年6月のしんそう療方大阪研修会が23日、24日に大阪コロナホテルで行われました。

 

毎月恒例になっている研修会前の座談会。今月はいつもと少し思考を変えて、「しんそうに出会えてよかった。」「いろんな治療を受けてきたけど、しんそうは生涯最後の治療です。」などの患者さんからの嬉しい言葉や、しんそうをしていて良かったことをみんなで共有しました。

患者さんの笑顔や喜びの声は施術をする私達にとって何よりも励みになります。

しんそうを通して、患者さんの健康と真剣に向き合い、そして喜んでもらう。

しんそう士にとって本当に嬉しい事です。

日々、先生方それぞれがいい仕事されているなと、仲間の活躍に各々良い刺激になりました。

 

【土曜研修】

今月の研修会は、研究科の冠野先生のお話しから始まりました。

自然生命のエネルギーや軸についてのお話しでした。

 

松本先生の講義

身体の変形について、症状が発生するメカニズムと、しんそう療方のアプローチについて話して下さいました。

また実際の症例を交えながら、身体の変形も重度で、神経痛などの症状が強い患者さんに対して施術を行う際の注意点や施術時の要点について話して下さいました。

 

今月の土曜日の技法は、背部から脊柱に対してアプローチを行う技でした。

まず理事の先生による模範実技を見せていただきます。

更に、技を行う上での注意点やアドバイスを頂きます。

頂いたアドバイスを参考にしながら、技術の向上を目指してみんな真剣な表情で練習に取り組んでいました。

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【日曜研修】

昨日の土曜研修のあとに新高等科生の歓迎会が行われ、おおいに盛り上がり、とても楽しい会となりました。

その中で新高等科生の皆さんそれぞれ目標を力強く話されたのですが、その内の一人 村田先生は、しんそうが好きで上手くなる為にどうすべきかをとても悩んでいると話していました。

日曜研修はそんな村田先生の話しから始まり、「夜中でも思いついたらすぐにでも試したくなる程しんそうが好きです」と、しんそうへの思いを話してくれました。

 

今月は高等科の柴崎 浩子先生の症例発表でした。

一人目は腰痛の患者さんで、以前は腰の痛みで横向きでしか寝る事が出来なっかた方が、施術後は上向きで寝られるようになり、また、ずっと通っていた整骨院にも行かなくなったという症例をしてくれました。

二人目は50肩の患者さん。施術前後の比較写真でも身体の形、姿勢がとても改善されていました。

 

今月の解剖学講座は、柴崎先生の症例発表の内容と重ねながら40肩や50肩について、肩関節の構造や、球関節の説明から股関節の構造と機能、病変について、しんそう八尾志紀院 泉先生が詳しく説明して下さいました。

 

藤原先生の講義

身体を基本の形にするという、しんそうの基本理念について分かりやすく話しをして下さいました。また、その事がいかに重要で凄いことであり、自分の中で悩む事があっても、しんそうを学ぶ上でしっかりと自信を持ちながら自分と向き合う事の大切さをお話ししてくれました。

 

日曜日の技法は、下肢を牽引して全身を調整する技でした。

理事の先生による模範実技のあと、各班に分かれ練習に励みます。

技法を行う上での注意点やアドバイスをいただき、更に練習にも熱が入ります。

今月の研修会も良い仲間が集い、前向きに練習に励んだ2日間でした。

ありがとうございました。

 

次回、7月の研修会は21日(土)・22日(日)になります。

 

研修会の見学などの質問については、

しんそう大坂研修会 本部

電話(06)6195-6884まで

お問い合わせください。

 

平成29年8月以前の しんそう療方大阪研修会ブログをご覧になられる方は

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